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1か月前に開催された骨形態フォーラムにお招きをいただき、自分の今まで携わってきた骨組織研究についてお話をさせていただく機会をいただきました。骨強度とは、骨密度と骨質からなるとされています。骨密度とは骨組織内のミネラル成分の量(g/cm3)を表したものであり、骨強度の大切なパラメーターとなります。しかしながら、骨密度が高くても骨折をきたしてしまう患者さんが存在することは従来より知られており、そこには「骨質」が関与していることが示唆されています。今回、主催者の新潟リハビリテーション病院院長、兼、新潟骨の科学研究所所長で恩師である山本智章先生よりお声がけを頂戴し、私の考える「骨質」について、発表させていただく機会を頂戴いたしました。多くの骨組織研究に関わる方より活発なご意見をいただけたことは、自分の理解を深めるうえでも大変有意義な機会でありました。なお、骨組織研究についての議論は深夜にまで及びました。
また、参加者に「骨になるまで、骨を見よう!」(笑)とフォーラムで配られたTシャツは、なかなか外では着れないので、自宅パジャマとして、活用しております。