今更ではありますが先週の金曜日の夜、子供と遊んでいたら、突然「バスン」と嫌な音が…。右ふくらはぎに走る痛み。「あれ、何か飛んできてふくらはぎに当たった？？」なんて思っていたら、徐々に鋭い痛みとともに立ってられなくなり、転倒。あたりを見渡しても何もなし。「うそ！？」と思ってアキレス腱を触れてみたものの切れてなし。ふくらはぎの肉離れ。。。気持ちで乗り切れる痛みではなく、立って歩くことも困難な状況に陥ってしまいました。まずは、外傷初期治療の基本、RICE（Rest, Icing, Compression and Elevation）。しかしながら明日は土曜診療。急に休むわけにはいかず、日曜は医師会の仕事で東京出張。今できることは、栄養をきちんと取って、睡眠時間を十分取るのみと割り切って、雑務は極力行わずにしっかりと休みました。翌日の鎮痛処置にて何とか歩ける状態にまで回復したものの、足を引きずっている姿に何人かの患者さんよりご心配をいただいてしまいました。。。何とか診療を乗り切ったものの、痛みはすぐに消えるわけでもなし。翌日の東京出張は、移動時間にゆとりをもったスケジュール変更で何とか乗り切りましたよ。帰りの新幹線で、ふと、中学生時代に体育の先生が授業中に、「パーン」とした響きとともにアキレス腱断裂を患ってしまった光景が目に浮かびました。アキレス腱断裂だったとすると、もっと症状が強く、治癒までに時間がかかることを考えると「まだ、肉離れでよかったな。」と安堵とともに、今後は過信せずに、しっかりとストレッチして運動するようにしようと心に決めた次第でした。何もない日常が幸せ。と、改めて思い知らされているところです。ふくらはぎもだいぶ良くなってきました。